ノスタルジックなニャンコ
2006-11-28 17:00:00 Category : お昼寝ニャンコ
仕事の写真を整理していたら、最後に猫の写真が入っていた。
なぜこんなところに紛れているんだろうと考える。
そうだ、あの日だ。
小学生の頃、団地の下に住む野良猫の世話をしていた。
団地公認の野良猫で、住民みんなからかわいがられていた。
白と黒の美しい雌猫だった。
自宅で動物を飼えなかった私も、毎日のように猫に餌をやっていた。
毎日同じ場所でまどろむ彼女に会うことが放課後の楽しみだった。
彼女は野良猫なのに、まるで自分のペットのように思えて嬉しかった。
ある時彼女が姿を消すまで、私の小さな楽しみは続いた。
あの頃私の世界はとても狭くて、とても輝いていたように思う。
時間に追われながら行った取材の帰り、見上げたところにこの猫がいた。
瞬間のノスタルジーに襲われて、私はシャッターを切った。
あまりにもあの猫に似ていたから。
すっかり忘れていた。
瞬間のノスタルジーに襲われて、私はシャッターを切った。
あまりにもあの猫に似ていたから。
すっかり忘れていた。

しばらく写真を眺めてから、再び仕事に戻る。
小学生の頃からライターになりたかった。
夢と現実は少し違ったけれど、私は今なりたかった仕事に就いている。
今日は徹夜も苦にならなそうだ。
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